Top >  国際結婚生活 >  外国人と日本の社会保障 >  外国人と社会保険

外国人と社会保険

社会保険は、企業が健康保険や厚生年金保険の適用事業所であれば、法律で加入を義務付けられており強制的に加入することになります。外国人労働者もその国籍や在留資格、滞在期間の長さなどに関わらず、日本人と同様の適用になり被保険者となります。

社会保険制度には、一般的に健康保険と呼ばれる医療保険、厚生年金保険、雇用保険、労働災害補償保険の4つの保険制度があります。医療保険、厚生年金保険、雇用保険の保険料については、雇用主と被雇用者がそれぞれ分担し、賃金に応じた保険料を給与から毎月差し引かれることになります。また、医療保険と厚生年金保険は両方で1つの制度となっており、医療保険のみ加入することはできません。

労働災害補償保険については、その保険料は全額が雇用主の負担になります。また、海外の本社から日本に赴任した外国人駐在員などで、給与を海外本社でのみ支給されている場合には、社会保険制度の適用を受けないこともあります。

国際結婚生活

国際結婚したカップルが日本で暮らすには、仕事のことや税金、保険、年金などの社会保障制度、という社会の仕組みを理解していく必要があります。子供が授かったら、その子の育て方や学校の選択など外国人配偶者とよく相談していきましょう。

外国人と日本の社会保障

国際結婚した外国人が日本に在留する場合には、日本の医療保険などの社会保険や国民年金など、社会保障制度の適用を受けることになり、それぞれ加入の義務が生じます。生活保護制度や児童諸手当なども受けることができますし、民間の生命保険などにも加入することができますから、そうした仕組みもよく理解しておきましょう。

関連エントリー