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国際結婚と子供のアイデンティティ

国際結婚のカップルから生まれた子供たちには、生まれたときから異なる2つの文化がその背景にあり、そうした異なる文化を養っていくことができる環境にいるという利点を持っています。ところがそうした利点をプラスとして、吸収しながら自分のものとしていく能力を育てていくことはそれほど容易ではなく、2つの文化が混在しているが故に子供のアイデンティティー・クライシスを生み出すこともあるようです。

子供は何もない状態で生まれ、少しずつ2つの文化を自分の中に取り入れていきます。日本で過ごす場合には、日本の文化が子供の人生を形成していく主な文化となるのでしょうが、子供は両親からもそれぞれの文化を学んでいくのです。両親が持つそれぞれの文化を背景にした言動や態度等が、子供の価値観に大きな影響を与えていくでしょう。

そうした2つの文化が混在する環境で、両親がお互いの文化の違いを認識し尊重し合う中で、等しい価値観をもって子供と接していくことが、子供自身のアイデンティティを確立していくことになるのではないかと思われます。

国際結婚生活

国際結婚したカップルが日本で暮らすには、仕事のことや税金、保険、年金などの社会保障制度、という社会の仕組みを理解していく必要があります。子供が授かったら、その子の育て方や学校の選択など外国人配偶者とよく相談していきましょう。

国際結婚と子供の教育

日本で暮らしている国際結婚したカップルに子供が授かったとき、その子をどう育てていくのか、学校教育はどうするのか、バイリンガル教育はどうするのか、双方の文化を持って生まれた子供の将来を見据え、夫婦でよく相談して決めていく必要があります。

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