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不法滞在とは

一般的にはオーバーステイしている外国人のことをひとまとめに「不法滞在者」と呼びますが、実際には不法滞在にはもう少し細かな定義があります。

@不法残留
入国審査を受け在留資格を取得して日本に入国した外国人が、その在留資格に決められた在留期間を越えて滞在している

A不法入国
入国審査を受け在留資格を取得して日本に入国したが、本人名義のパスポートを使用せず、偽造パスポートや他人名義のパスポートを使い入国した場合

B不法上陸者
入国審査を受けずに日本に入国した人。密航での上陸や、空港の入国カウンターを何らかの手段で審査を受けずに通り不法に入国した場合
                                                              どのケースも、法律上は同じ「不法滞在者」として扱われ退去強制事由に該当します。オーバーステイというは1の不法残留に相当します。 この3つのケースを総括して「不法滞在」という言葉が使われていることが多いようです。

国際結婚と在留資格

外国人が日本に入国するにはビザと在留資格が必要で、日本人と国際結婚した外国人には「日本人の配偶者」という在留資格が与えられます。在留資格には様々な種類があります。在留資格を取得、維持するための手続きや、資格を喪失してしまった場合の手続き、外国人登録手続きなど、外国人が日本に在留するには様々な手続きがあります。

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